最近は鉄骨や鉄筋で建築されるおうちも沢山ありますね。
うちの界隈ではそういった新築のおうちをよく見かけますが、私は少し古いのか木造建築の家が大好きです。
木のぬくもりというかあたたかさを感じる家って魅力的だと思いませんか?
京都の街中から少し路地を入ると、そんな木造建築の家が多く並んでいます。
古くからある家も多く、一体いつから建っているんだろうって思う家もありますね。
でも、古いだけじゃなくてそこに重い歴史を感じるというのも木造建築の魅力なんだと思います。
時が流れると共に木が変色したり風合いを出すので、木造建築で建てられている建物は時代と共に変化します。
またその変化がいい雰囲気を出すんですよね。
ほら、皮の財布と同じじゃないかなと思うんです。
使っていけばいくほど味が出るというか、木造建築も時が経つほどいい雰囲気を出すものだと思います。
京都の建築事務所は伝統建築の技術を持っている所も多く、有名なお寺や建物の補修作業を行っているところもあります。
そのような建築事務所はずっとそのお寺や建物を担当しているようで、代々そこの建築事務所が担当していて付き合いも古いんだろうと思います。
私の友人にもお父さんが建築士という子がいましたが、その子から「○○寺をお父さんが直してるの~」と聞くことがよくありました。
重要な文化財を父親が直しているというのは誇りなんだと思います。
実際こういう人達のおかげで歴史的建造物が守られているわけですから、大いに誇りに思っていいと思いますが。
伝統建築を使う建築事務所で家を建ててもらうと、昔から伝えられている日本建築の良さを感じることができる家になります。
親戚がそういった建築事務所に依頼して家を建ててもらったんですが、鉄筋の洋風な家にはない趣のようなものがあります。
どちらが好みかは人それぞれですが、色んな人に今一度日本建築の良さを考えてみてほしいなと思う今日この頃です。