ピカピカの新車も日常的に乗り続けているとどうしても細かいキズやヘコミなどができてしまいます。それらがごく目立たない場合にはそのままにしても問題ありませんが、あまり大きいと見栄えが悪いですし、放置しておくとどんどん損傷が悪化してしまうケースもあります。それだけにキズやヘコミはできるだけ早い段階で修理しておきたいところです。
とはいえ、業者に修理を依頼するとあっという間に万単位のお金が飛んでしまいます。そう頻繁に依頼するお金の余裕がある人は少ないでしょうから、自分で簡単にできる修理方法をうまく活用していくようにしましょう。ちょっしたキズくらいなら自分で修理・補修することが十分可能です。
例えば小さなキズの場合はコンパウンドで磨くだけでもピカピカの状態にすることができます。まずキズの部分を水洗いしてきれいにした後細めのコンパウンドで磨いていきます。表面のキズがほとんど目立たなくなったら今度は極細のコンパウンドで磨き、最後に液体コンパウンドで仕上げればほとんど完璧に修復することができるでしょう。小さなキズは日常的に起こ
りますから、この方法はぜひ身につけておきましょう。
もう少し目立つキズができてしまった場合にはペイント補修という方法があります。キズができた部分をペイントで目立たなくするわけです。この場合はムラなく塗って後で剥がれ落ちないよう、あらかじめ油分と汚れをしっかり除去しておくのがポイントです。オススメはシリコンオフのスプレー。キズの部分がささくれだつてしまっている場合にはサンドキューブで研磨
しておきましょう。そのうえでエアータッチでスプレーしてペイントしていきます。何度も塗り重ねながら少しずつキズを目立たなくしていくのがポイントです。
フロントガラスのキズ、ヒビなども専用の補修剤を使用すれば修理が可能です。こうしたいざという時の修理・修復方法を知っておくことで急にキズができてしまった場合にもすぐに対応することができて安心です。