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需要が増しているのIT翻訳の現状

国際化の影響で外国人や海外の企業、サービスと接する機会が増えています。とくにビジネスの最前線で多言語への対応は待ったなしの状況、従業員に英語力を求めるなどの対策を行っている会社も少なくありません。そうしたなか、需要が増しているのがIT翻訳という仕事です。
翻訳とは外国語を自国の言葉に言い換える仕事のことです。海外の文学やニュース、記事などを訳すのがもっとも一般的ですが、現在ではビジネス目的の翻訳の需要が増しています。契約書はもちろん、仕様書、税務や特許に関する書類など、専門的な知識を求める翻訳作業も増えています。
こうした状況から翻訳の仕事も細分化・専門家が進む傾向が見られています。何でも訳せるでは逆に依頼が少なく、特定の分野に対して強い、あるいは専門的な知識のもとでしっかりと訳すことができる点が高く評価されるようになっています。そんな翻訳業の細分化が生んだ仕事のひとつがIT翻訳の仕事です。
文字通りこれはITに関連する外国語を翻訳する仕事です。ビジネス翻訳の一形態という形となりますが、その中でもとくにITに関連した翻訳業に携わります。具体的にはOSやネットワークシステムに関する仕事です。
英語のソフトやシステムを使用する場合、命令はもちろん、ヘルプやサポート機能もすべて英語です。ある程度ITに詳しければ英語が理解できなくても操作することは可能ですが、もしトラブルが起こった場合、これまでになかった機能を使用することになった場合にはやはりヘルプや説明に目を通したうえで使用していく必要があります。そんなときにIT翻訳が役立つのです。とくに近年ではヘルプや説明書がオンラインの形で提供される機会が増えており、オンライン上で言語を翻訳する機会が大幅に増えている現状があります。
このIT翻訳にはITに関する専門的な知識が求められるため、それを証明する認定試験も登場しています。「ITソフトウェア翻訳士認定試験」と呼ばれるものです。これを取得することで必要な知識を備えていることを証明できるため、IT翻訳を目指すうえでの登竜門とも言うべき資格となっています。

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