性機能低下。噂には聞いていましたが、正直自分の身に起こるとなると案外現実味が無いものですね。私はこの性機能低下をきっかけに更年期障害の漢方を飲み始めるようになりました。というのも、膣潤滑不全で思うように夫婦生活がいかなくなってしまったからです。
このくらいの年代になりますと、夫婦生活があるか無いかはそれぞれの夫婦によって大きく違ってくるかと思います。積極的に行うご家庭もあれば、もう親になってしまって夫婦の営みは一切しなくなるというご家庭もありますよね。何かしらの問題を抱えているご家庭も多いですし、中には風俗に通う方もいらっしゃるでしょう。
我が家の場合は定期的に夫婦の営みがありました。子どもはもう独立しましたが、二人とも健康。それだけに、いきなり痛みを伴うようになってしまったのが辛かったのです。ゼリーやローションなど、潤滑油になるものは色々試しましたがどうもしっくり来ません。そこでようやく重い腰を上げて病院を受診しました。
夫婦の営みについて相談するのは、正直顔が真っ赤になるくらい恥ずかしかったです。でも、恥ずかしいと思っているのはこっちの方だけで先生は慣れっこなんですよね。健康な夫婦だったら当然のことですからと言っていただいてちょっとホッとしました。
結果ですが、案の定女性ホルモンの低下が原因ということで薬を頂くことになりました。しかし、薬との相性が悪く副作用ばかり出てしまいます。そんな時、症状を抑えるためにと少しでも良くなるためにと漢方を飲み始めたのですがこれが正解でした。
薬だけの時よりも確実に症状が抑えられていますし、不思議なことに副作用まで抑えられていたんです。それからは先生と相談して段々と漢方だけに切り替えました。今は時々検診のために婦人科を訪れますが、病院が結構遠いところにあるので基本的にインターネットで漢方を取り寄せしています。体調もかなり良いですし、夫婦の営みも元に戻ってホッとしました。